ぼくにとってSAKE TEAは、味と香り、時間を大切にできる瞬間:Mr SAKE 山﨑友輔
「SAKE TEAがあるだけで、その時間に酔いしれる。一瞬一瞬が彩られていくようなお酒です」
そう語るのは、日本酒ペアリングの開発やバーテンダーなどの仕事を手掛け、2022 Mr SAKEの称号も得た山﨑友輔さん。
本インタビューでは、日本酒をはじめ様々なお酒に造詣が深い山﨑さんに、SAKE TEAの魅力を語っていただきました。
香りの深さと余韻の長さが、日本酒とは全然違う
──SAKE TEAを初めて飲んだ際、どのような印象を抱きましたか?
まず日本酒と比べて、香りの深さが全然違いますね。でもテクスチャーは重くないので、身体にすっと入っていく。
それでいて余韻が圧倒的に長い。口に含んだ後に、香りが二度、三度戻ってきます。一気にたくさん飲むのではなく、「一口飲んで、余韻を楽しみ、また一口」といった感じで、時間をかけて楽しみたいですね。
そもそも日本酒って“キレる”お酒だと思うんです。グビグビ飲めるので、すぐに一本空いてしまう。それに比べてSAKE TEAは、シームレスに余韻が伸びていく。香りと味の余韻に浸りながら、ゆったりとした時間が流れるような体験です。
日本酒やクラフトサケの体験とは異なるし、リキュールとも違う。かといってお茶よりも繊細で複雑な印象なので、どのジャンルにも属せない。まさにSAKE TEA独自の世界観としか形容できないですね。
ぼく、「寛ぎの時」が、どんぴしゃで好みなんですよ
──山﨑さんには以前からSAKE TEAに親しんでいただいていました。
ぼく、「寛ぎの時」が、どんぴしゃで好みなんですよ。香りは重層的で樽感がある。そして口に入れると、繊細なほうじ茶の味わいと共に、ドライフルーツ系の日本酒の甘さやハーブの余韻を感じられます。
非常に洗練された印象なので、深夜に音楽をかけたり、きちんとしたペアリングを組んだりしながら、味と香りをじっくり嗜みたくなります。
一方、「祝いの時」はとても華やか。花や果実の甘い香りが口いっぱいに広がります。後半の酸味やスパイシーな余韻も心地良い。フルーツのコンポートやスイーツが食べたくなりますね。女性人気が高いのがよくわかります。
「ああ、いい時間過ごしてるなあ」と、自分に酔いしれる
──SAKE TEAは、どんな時に嗜みたくなるお酒ですか?
自分の時間を楽しみたい時や、特別な時間を過ごしたい時ですね。「今夜はいつものビールじゃなくてSAKE TEAにしようか」とか、「きょうはご褒美でスイーツ買ったしSAKE TEA開けようか」とか、そんなシーンが思い浮かびます。
SAKE TEAがあると、時間に特別感が生まれるんです。一瞬一瞬が彩られていく。「ああ、いい時間過ごしてるなあ」と、自分に酔いしれる。ぼくにとってSAKE TEAは、味と香り、時間を大切にしたいときのコンテンツなんです。
繊細な味と香り、それが生み出す豊かな時間
──SAKE TEAの楽しみ方に共感する若者も多いのではないかと、おっしゃっていただきました。
ぼくの周りの同世代では、普段からお酒をたくさん飲む人は少なくなってきているように思えます。一方で、味や香りに敏感な人や、家での豊かな時間の楽しみ方を知っている人は多い。
つまり、お酒をただ酔うための飲み物ではなく、非日常的な時間を過ごすためのコンテンツとしてとらえているんです。そういう感性の人には、ぜひSAKE TEAを勧めたいですね。もし家に一本置いてあったら素敵だと思います。
ぼくの周りにもSAKE TEAをプレゼントしたら喜んでくれそうな友人が何人かいます。映画を見ながら飲むとか、音楽をかけながら飲むとか、そういう五感を満たすような楽しみ方をしてもらえると、最高ですね。
(取材・執筆:永安祐大 監修:大愛景子)